第19回 千葉支部「歩こう会」
房総半島に位置する千葉県は、安房の国、上総の国、下総の国と、古くから表現されておりました。
快晴と無風に恵まれた11月30日、10:30分にJR下総松崎駅を14名の参加者が元気よく出発。印旛沼の北東に在る千葉県立「房総のむら」の体験博物館に向かう行程です。
初めの坂田ヶ池には野生の鴨や水鳥が多く、望遠レンズの愛好者が随所に三脚を立てる中、会話を慎みながら縦列のお行儀の良い一行です。水面に癒しを感じますが、先の被災地でもあります。
次に、六~七世紀には既に存在したらしい古墳は、一周すると50メートル位で、周辺には110を超える古墳群が有るそうです。
更に歩を進め、名主と中規模農家の200年は居住可能な木造住宅の柔らかさに脚を止める。少子高齢化住居とは大きな隔たりがあり、又、「木」の存在感と技術力に感銘しました。ここまでは、池から20メートル程の丘陵地で、登り坂と枯れ葉の足元、そしてまばらな紅葉を見ながら静寂の道を進んで来てホットした雰囲気でした。好天も加えて着服を一枚脱ぐ。
昼食予定の房総のむらで集合写真。食後は、館内を自由体験行動で各人が1時間を楽しむ。江戸から明治時代初期の武家屋敷、農家、商店が20軒程鎮座し、定かでない記憶の中、親しみと哀愁を感じる博物館でした。テレビ局の連続ドラマ撮影で、暫しの足止めも頷ける。
自由行動後は、往路をそのまま帰路にして、JR下総松崎駅で14:50に解散。万歩計は17000を数えました。
JR千葉にて、有志で乾杯は不変です。(中川記)
Web全体に公開