千葉支部 「第17回歩こう会」開催報告
平成25年3月24日11時 JR常磐線北柏駅を、22名の団体が元気よく出発。「旧吉田邸」と言われている庄屋の屋敷を目指す。車で訪れた事ある方々もおいでのようですが、狭い歩道と信号で行く手を待たされながらも55分間歩きました。車道や歩道の幅は、歴史ある余波でしょうか?
これまで我孫子市・手賀沼は金成さんが先導役、野田市は富山さん、今回の柏市は小高さんが先導役でして、常磐地域は皆様が積極的です。
旧吉田邸の屋敷の周りには、桜花が6分咲で取り囲み一瞬「大名屋敷」と錯覚させるほど威厳を極めた様子が外装から伺えました。格式ある豪農家の館は、階級に応じた部屋数や部屋割り、贅を尽くした「庭園」が見事。「土地保有者」の豊かさを新たに感じさせました。
花弁の下で記念撮影、昼食と邸内見学の自由時間を過ごし、13:20分放射能測定数値板を横目に当地を出発し、松が崎城跡に歩を運びました。帰路は道幅も比較的ゆったりし、用水路脇に咲く桜や野草を眺めながらも、空の雲ゆきが気にかかります。周りを一望できる高台に「城跡」と称する案内がありましたが、事前の口頭案内のとおり、石垣、門柱跡等が見られませんでした。直ぐに踵をビール工場に向ける。この工場も無料試飲が可能でしたが、ビールメーカーの部門の移動にて素通りで残念ですが、吉田邸の時代とは逆に時節に即応する様を再認識させられました。
往路のセカセカ感から、住宅都市の割には帰路のゆったり感は歩行に楽でした。万歩計は14400歩をカウントし、村支部長の解散挨拶後、柏駅にて有志で恒例の「お疲れ様」会となりました。次回は、馬渕さんの案内で市川市を予定しております。(中川記)
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