第37回千葉支部「歩こう会」=花見川から花島公園を歩く=
しつこいコロナ禍のため支部行事が思うように開催できないでいる。屋内の行事は難しいとしても、大空の下を歩く分には問題なかろうということで、5月29日(日)「歩こう会」が開催された。
歩いたのは、千葉市内を流れる花見川沿いだ。4年前に一度、同じ花見川沿いの千本桜を見に行ったことがあるが、今回はその更に上流を歩いた。
参加者16名。JR新検見川駅に10:30集合。下見の時はここから歩いたのだが、参加メンバーの高齢化を考え、ウォーキングのスタートを「さつきが丘団地」としてそこまでバスで行くことにした。
コースは、さつきが丘団地~神場公園~(花見川沿い)~天福寺(花島観音)&花島公園~(花見川沿い)~京成大和田駅である。このコースは鈴木和雄支部長のジョギングコースにもなっているということで、支部長にガイドをお願いした。
スタートのさつきが丘団地から住宅街を抜けたところに神場公園がある。神場公園の中心は平らな円形になっていて、かつてこの下には下水処理場があったとのこと。周囲の斜面は林となっていて、ここに神様が住んでいたと言われていることから神場と名付けられたとのことだ。
神場公園から花見川はすぐ目の前だ。花見川沿いのサイクリングロードを上流に向かって歩く。好天の日曜日とあって我々の横をかなりのスピードでスポーツバイクが通り抜けるので、一列になって歩いた。
天福寺へは11:15頃到着。ここの花島観音堂の11面観音像は230cmの巨象で、33年に一度開扉されるとのことだ。残念ながら見ることはできなかった。天福寺に隣接して花島公園がある。睡蓮が咲く池にはジグザグ橋があり、渡った先の木陰で弁当を広げた。コンビニ弁当も空気の良い屋外で食べると数ランクアップして美味い。
午後は、ひたすら花見川を上流に向かって歩いたのだが、緑は一層増してきて、鶯や小鳥たちの鳴く声がうつつの煩わしさをひと時忘れさせてくれた。向かい側の鷹の台CCと川との境は人の手が入っておらず木が茂っていて、途中鷹の台CC側に渡る辨天橋から眺める花見川は千葉市内とは思えないのどかな風景だった。
14:30京成大和田駅無事到着。お楽しみ「アルコール会」は船橋「日本海庄や」でいつもの通り楽しく盛大に、しかし静かに一日を締めくくった。
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